これを読めばわかる!ガールズバーとキャバクラの違い【女性向け】

ガールズバー
「ガールズバーとキャバクラ、どっちで働くか迷う」「私に向いてるのはどっち?」「ガールズバーの方が楽そう」「両方違うのは分かるけど具体的には分からない…」「キャバクラは稼げそう」 ― これから働こうと思っているけど悩んでいるそこのあなたに朗報!皆が疑問に思っている両者の違いを女性目線で調べてみました。

今回はガールズバーとキャバクラの違いを比較しながら紹介します!

※男性目線でどちらがおすすめかを考察した記事「初めてでも安心!ガールズバーとキャバクラの違いを徹底解説」も参考にしてください。

基本的なお話、風俗営業の許可の有無

「なんとなく違うのは知っている」という人は、風営法という言葉にピンと来るのでは?

風営法とは風俗営業に関する法律のこと。この風俗営業の許可を取っているのがキャバクラ、取っていないのがガールズバーです。ではこの許可を取ると何なのか。色々とありますが…一番は接客の仕方が変わるということです。風俗営業許可を取ることで、「接待行為」を行うことができます。接待行為とは具体的に言うと、お客さんの隣に座ってお酒を飲んだり、カラオケを一緒に歌ったりすること。「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」を言います。

逆に言うと、ガールズバーはこういった接待行為を行えません。あくまでも『バー』なので、バーテンとしてカウンター越しに接客します。隣に座っての接客はできません。また営業時間も決まっていて、風営法の下にあるキャバクラは深夜0時~6時の間は営業できないことになっています。ガールズバーは許可を取っていないので24時間営業することが可能です。

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女性が働く上での違い

気になるのはガールズバーとキャバクラの仕事内容がどう違うのか、ですよね。上記でも述べたように、接客の仕方一つとってもかなり違います。「ガールズバーとキャバクラどっちで働こう?」と迷っている方の参考になるように、ここでは働く内容の違いについて比較していきます。

業務内容

ガールズバーは、簡単に言ってしまえば居酒屋さんのホールスタッフのようなもの。注文をとる、ドリンクを作る、お客さんとお話するのがメインの業務です。他にもお会計、簡単な料理や盛り付けをやることもあるようです。またお店によってはお客さんがいない時間帯に店の前で呼び込みをすることも。あくまでも可愛い女の子とカウンター越しにお酒を飲める居酒屋・バーということです。

一見するとお客さんと話せて楽しそう!と思いますが、『連絡先の交換くらいはしてほしい』と言うお店も多いそうなので抵抗がある人は働く前に面接などで確認するといいでしょう。

一方でキャバクラは、お客さんの相手をする・喜ばせることがお仕事です。ガールズバーと違ってホールスタッフ的な役割はボーイと呼ばれる男性スタッフがやってくれます。ボーイが持ってきてくれるボトルや割もので飲み物を作ってあげたり、時にはカラオケを歌って場を盛り上げたりします。楽しくお話しつつ、テーブル周りに気を配ったり(灰皿交換やグラスの水滴を拭くなど)、ビジネスマナー(上座・下座、名刺の受け渡しなど)にも気を使わないといけません。

またキャバクラではガールズバーとは違って「店外での営業」もあります。指名を取るために営業メールをしたり、お店が始まる前にお客さんと会って同伴出勤したり、お店が終わった後アフターに行ったり…。お店で稼げるように、店外での努力も必要なのがキャバクラというお仕事のようです。

お給料

お店によって異なると思いますが、イメージとしては

ガールズバー:時給+ドリンクバック(他にもボトルバック、呼び込みバックなどあるお店もあるようです)
キャバクラ:時給+お客さんが使ったお金の〇%+バック(同伴バックなど)
というのが多かったです。時給はガールズバー~2500円/hキャバクラは~5000円/hくらいが多く求人に載っていました。

一見キャバクラは高時給で夢がありますが、ノルマをクリアしないといけない・入店してから1か月限定など条件がある場合が多いようです。また指名客を持たない(売り上げのない)キャバ嬢と、人気のガールズバーキャストではお給料がどっこいどっこいになることもあるようです。

ノルマ

よく聞くノルマ。求人サイトを見てみると、「スナックよりノルマなく~」「ノルマ・罰金一切なし!」の文字が乱舞しています。もちろん『ノルマに関して何も書いていない』お店もありました。

色々調べてみると、キャバクラに関してはほぼ何らかしらのノルマはあるとのこと。求人では無いと書いてあっても、あると思った方が良さそうです。ガールズバーは記載通りノルマがないところが多いようです。

勤務中の服装

ガールズバーは私服、キャバクラはドレスというイメージがあります。多分大多数の人がそんなイメージをお持ちかと思いますが…。体験入店、何着て行こう!?と思っている方も多いはず!ということで調べてみました。2018年では、

ガールズバー:綺麗めな私服(デートに行くみたいな格好)
キャバクラ:落ち着いたミニドレス
が主流なようです。ガールズバーは、夜の街にいる呼び込みのお姉さんを見ていると想像つくかと思います。稀に制服があるところもあるそうです。

ところでキャバクラと言ったら、私が想像していたのはキラキラのロングドレスに盛り盛りの頭だったのですがその流行りはもう何年も前に廃れたそうです。やっている方ももしかしたら居るかもしれませんが、今は結婚式の二次会のような雰囲気が流行りのようです。

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ガールズバーとキャバクラを比較したときの良し悪し

キャバ嬢
結局のところどっちがいいの?と思っている方が多いかもしれません。まだ迷っている方のために、色々な角度から両者を比較しました。一番違うのは稼げる額ですが、お金以外にも考える点はあるようです。

人より稼ぎたいならガールズバー、本気で稼ぎたいならキャバクラ

キャバクラの時給はガールズバーの2倍程です。同じ時間働くならキャバクラの方が稼げます。しかし風営法の規定によって深夜0時までしか営業できません。なので、例えば20時~0時までの4時間キャバクラで働くのと、19時~3時までの8時間ガールズバーで働くのではお給料は同じ2万円になります。

キャバクラではその他に高額バックが付いてどんどんお給料は上がっていきますが、そのために店外での努力をしなくてはなりません。指名を取る努力ができて、頑張れる気力があるならキャバクラは稼げます。しかし、人より少し割の良いバイトがしたいくらいの気持ちなのだとしたらガールズバーの方が良いのかもしれません。

体力をすり減らすか、精神をすり減らすか

ガールズバーはノルマが無いところがほとんどだと書きました。お客さんにメールして「来てくれたらいいな~」くらいの営業はするかもしれませんが、がっつりではないでしょう。お客さんを呼ばなければいけない、というプレッシャーはあまりなさそうです。それよりもガールズバーは業務中は常に立ちっぱなしなので、長時間働けば稼げますがその分体力勝負な部分がありそうです。

一方でキャバクラは基本座っていて営業時間も短いですが、店外営業の大変さがあります。正直めんどくさいお客さんもいると思いますし、お客さんを毎回呼ぶのは大変なことだと思います。また隣に座って接客するので多少のお触りがあることも考えられます。特にノルマをクリアできない、指名客の居ない女の子はベタベタ触ってくるお客さんの席ばかり行かされることもあります。彼らをどこまで相手できるか、精神勝負なところが多いです。

始めるときにかかるお金の違い

ガールズバーとキャバクラでは、働き始めるときに必要なものを揃えるために使う金額も違います。

例えば私服勤務のガールズバーだったら、自分が持っている綺麗めな格好で働けます。もしそのために服を買ったとしても、仕事とプライベート両方で使えますよね。

キャバクラではドレスを用意しなければなりません。もちろんお店で貸し出しサービスを行っているところもありますが、自分の好みでなかったり汚れていたりするかもしれません。体験入店ならともかく、これから働くというときに1着もドレスを持ってない人はあまり居ないようです。また、ドレスを着るときに必要なヌーブラや靴を揃えたら結構良いお値段になるかと思います。

待機の有無

キャバクラでは時として「待機」させられることがあります。待機とは、お客さんがいない時や接客につく席がない時に発生する空き時間のようなものです。

待機には2種類あって、時給がカットされるもの時給が発生しないもの(休憩時間)があります。前者は、例えば時給3000円で働いていたとしたら待機中は時給1000円になるようなイメージです。額が減りはするものの時給は払われているので、お客さんに営業メールする時間に当てます。後者は時給は支払われないので、休憩したり一服したりリラックスする時間に当てます。指名客が居ないと待機時間が長くなってしまうので、お客さんを呼べない子には勿体ない時間となってしまいます

一方でガールズバーでは、早上がりなどはありますが待機はないのである程度自分の計算通りに稼ぐことができます。

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まとめ

ガールズバーいかがでしたでしょうか?自分のスタイルに合うのはどちらか決まりましたか?ここまで色々と書きましたが、改めて表にまとめてみました。どちらも一長一短なので、ここまで読んで「どっちもやめる」というのもアリだと思います。まあまあ稼げて楽しく働きたい人にはガールズバー、個人戦でバリバリ働きたい人・稼ぎたい人にはキャバクラをオススメします。

 

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かわちゃん

とあるお店で働いているフリーター女子。

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